ノイズミュージック中心 年間ベストアルバム2025
昨年もよいノイズミュージックが再発含めたくさんリリースされました。
これも聞いたほうが良いよというリリースがあったら是非コメントください!
日本からも比較的容易に購入可能なリンクも貼ってあります。
順不同です。
注文したもののまだ届いていないものもあるので後日増えるかもしれません。
記載法:作品タイトル - アーティスト名
レーベル名
ノイズミュージック(ハーシュノイズ~フィールドレコーディング)
①Mad Disgrace - PISSOIR ROUGE
Dunkelheit Produktionen
2018年から最高のノイズをリリースし続けたPISSOIR ROUGEのラストアルバム。耳を劈くようなノイズからポルノ音声、ムード歌謡のコラージュ
コラボレーションアルバムを出していたScatmotherも活動をやめてしまったので寂しい限り。
②断響 - Izumi Gould
self release
キレイめなシンセサイザーのサウンドを低音でつぶしまくった断響 1(一曲目)がとにかく最高。今年1曲だけ選べと言われたらこれを挙げる。
③Sheer Hellish Miasma II - Kevin Drumm
Erstwhile Records
傑作Sheer Hellish Miasmaの名を冠したアルバム。最高のハーシュドローンが聞ける。
フリージャズ、エクスペリメンタル系のトランぺッター・Greg Kelleyも参加。ただ再生していると恍惚としてきてどこでサックスが鳴っているのかよくわからない。
④Das Ensemble Der Altmetallverarbeitung - nona.emanon.4
self release
川のフィールドレコーディングアルバム。こう書くとよくあるやつじゃんとなるが、本作はインダストリアル者である作家の音が現れていて素晴らしい。自分はインダストリアルアルバムだと思って聴いています。
⑤Full Color Full Pain - Yukiga Futte Uresii
self release
ぶっ壊れ系グリッチ・ハーシュノイズ。
⑥SaReGaMaPaDhaMissa II - Genki Sakurai / Kanisasare Ayako
self release
教会で行われた笙とタンプーラと声によるReligious Drone
イヤホンではなく、スピーカーから再生して揺れながら聞くとすごく楽しい。
⑦Skin, Flesh, Bones And Marrow Of Truth - Decondition
Freak Animal
リリース毎にジャンルの異なるノイズを出してきたDeconditionの2025年作。決してノイズミュージック内で新しい音ではないが、完全に自分好みの腐食ビート系ハーシュインダストリアルでぶちあがりました。
⑧Freak Animal International Vol. 6&7 - Various Artists
Freak Animal
フィンランドのノイズレーベル、Freak Animalから購入すると貰えるノベルティーCDの第6、7弾。A Fail AssociationとInvaginationトラックは最高のカットアップハーシュとメタルジャンクノイズです。ノイズ好きな方にはどうにかして聞いていただきたい。
新宿のNEdSレコードではたまに安価で単品で販売していたりもします。
下記リンクはFreak Animalの通販サイト
NORTHERN HERITAGE & FREAK ANIMAL RECORDS Webshop
Institute Of Paraphilia Studies
気になったらジャケ写含め自己責任で検索してください。音は最高です。
⑩Beyond Midnight - Scum
999 cuts
私が日本で一番好きなカットアップハーシュノイズミュージシャン・scumの8㎝ CD。救われる気持ちになるハーシュノイズ。
フィジカルの売り上げはガザ地区の支援に寄付されるという点も含めよかった。
⑪Vigilant New Forces - Various Artists
New Forces
レーベル15周年記念コンピレーション。全トラック良いのだけど、Jeph Jermanが白眉。未聴であれば是非。
Bandcampのアーティストページを消してしまったWINCEが収録されているのも嬉しい。
⑫1945-2 / 1945-3 - Various Artists
帝都音社
慰問袋に入ったカセットテープコンピ。
気合が入ったオールドスクールな姿勢が今年最も輝いていた作品。
1945-2 / 1945-3 – 2 x Cassette (ltd. 30, Compilation, Special Edition), 2025 [r35334160] | Discogs
⑬Polluted Ego - Amplifying Euphoria
塵埃
Amplifying Euphoriaの1stアルバム。非常にいい塩梅のハーシュノイズに非常にいい塩梅のボイスが入る勘所が押さえられている
「No edit,overdub.」ということでライブもかなり期待。
⑭lesson 1 Waseda Sabako 20241229 - 绘画班
self release
拙作です。ライブドローイングをしているメンバーの鉛筆にコンタクトマイクを付け、その音をオシレーター替わりにエフェクトを加えたり、別途シンセやアコギを入れたりして演奏したライブアルバム。ハーシュ・アンビエントだと思っています。
⑮ Split - ROTAT / scum
Sweat Lung Records
こんな音を流通させて良いのかと思うくらい本当にうるさい。
↓CD
ROTAT / scum Split CD | scum / SLUG TAPES official SHOP
↓デジタル
⑯Meow Mix01~06 - Kurara Audio Arts
2025年12月11日 – 12月31日に高円寺tata bookshop/galleryで開催された「Kurara Audio Arts Archive vol.0」で販売されたMix mp3ディスク。
追記
⑰DUB-HEI & NEW CHANELL + JUKE/19. LIVE REC. AT TAD 2023. 9.18ダブ平&ニューシャネル+JUKE/19.
円盤
大竹伸朗による自動演奏機械バンドの演奏にJUKE/19の遠山俊明が加わった音源。
初期SPKとVIVENZAがコラボレーションしたかのような素晴らしいノイズ・インダストリアルアルバム。再プレスしなさそうなので早めに購入するのがおすすめ。
https://diskunion.net/punk/ct/detail/1009139529
⑱音の始源を求めて 15 Gaku-No-Micchi Materials - Jean-Claude Eloy
Sound3 Co.,Ltd.
Jean-Claude EloyがNHK電子スタジオで制作したCD5枚分の音源Box。
最高のドローンアルバム。
19 Grunt/Gelsomina - Grunt/Gelsomina
Ferak Animal
音圧で音を潰してグルーヴが生まれるタイプのハーシュノイズが好きならマストな2枚組。
GruntもGelsominaもアルバム毎にタイプの違うノイズをやるので聞いていて面白い(合わないものもあるけれど)
このブログで取り上げれるような音が好みであればGelsominaのNostalghiaは絶対に見かけたら買ったほうがいいです。
リイシュー
①Butcher's Broom - Bob Bellerue
②Elektroakustische Projekte & Makro - Roland Kayn
Reiger-records-reeks
③Succes De Scandale - The New Blockaders
advaita records
ノイズ以外
①Live and Workshop @ Five G music technology (Nov-18-2024) (includes video) - hizmi
self release
②my room - 7_7
Lost Frog Productions
④5・11とはなにか - computer fight
⑤申 (Mousu) - ju sei
BasicFunction
basicfunction-releases.bandcamp.com
⑤Blank In Our Spirits - Hikaru Yamada and The Librarians
Cudighi Records
⑥阿, 吽 - カニササレアヤコ
KANISASARE RECORDS
⑦Moments of Fleeting Existence - Karnage
Daymare Recordings
⑧HAGEN - Titanic
⑨Luar Total - Alexandre Andres
年間ベストアルバム2024(ノイズミュージックのみ)とノイズ活動の記録
個人的な備忘録的な記事です。
昨年もよいノイズミュージックが再発含めたくさんリリースされました。
これも聞いたほうが良いよというリリースがあったら是非コメントください!
日本からも比較的容易に購入可能なリンクも貼ってあります。
思いついた順に載せています。思い出したら追記していきます。
2024年の良かったノイズミュージック
アーティスト名 / アルバム名
Dror Feiler / MAAVAK Music & Noise 1980-2023 Vol.2
Label:IDEAL Recordings
いわゆる現代音楽のオーケストラ、室内楽の作曲、ハーシュノイズの演奏を行う。
2024年、キャリアを総括する10枚組のボックスを2つ同時にリリース
Vol.2は机にエフェクター、ラップトップ、シンセサイザーを並べて演奏するスタイルのノイズが多く収録されています。
Einstürzende Neubautenのブリクサと共演したオーケストラ曲も入っています。
2024年最高のリリース。
VA / Freak Animal International Vol. 4
Label:Freak Animal
フィンランドのノイズレーベル、Freak Animalのノベルティ・コンピレーションCD
レーベルから直接買うと無料で付いてくるノベルティなのに年間ベストに入れるくらい良いです。
特にRichard Ramirez、Government Alphaのトラックが白眉でした。
Freak Animal International Vol. 4 – CD (Compilation), 2024 [r32076279] | Discogs
T.E.F. / Live 2022-2023
Label:Dada Drumming
テキサスのカットアップハーシュノイズの雄T.E.F.のライブ音源集。
2023年リリースですが2024年になってから手に入れたのでこの記事で扱います。
全トラック最高です。来日したら絶対に見に行って欲しい。
T.E.F.はサブスクはじめbandcampにすら音源を上げないのでフィジカルで購入するしかないですが、あまり取り扱うお店も多くないようで残念です。レーベルから直接買えますが、アメリカからの送料がえぐいため、Discogsでドイツのセラー等から買うのが一番手っ取り早いと思います。
T.E.F. – Live 2022-2023 – CD (Album), 2023 [r29126338] | Discogs
美川俊治 / Encounter when Pigs Fly
Label:Grubenwehr Freiburg
とりあえず聞いてほしい。
grubenwehrfreiburg.bandcamp.com
Spore Spawn / Okoranaideto
Label:Oxen
ambientやフィールドレコーディングの音が散りばめられた上にハーシュノイズが乗るタイプのノイズ。展開がきちんと練られていて聴きやすいです。
Grunt/Bizarre Uproar / Toinen Iho
Label:Freak Animal
金属まみれのいわゆるメタルジャンク系のノイズ。
Form Hunter / Dread Harvest
Label:New Forces
New ForcesのオーナーStefan AuneとノイズコアバンドをやっているWeston Czerkiesによるユニットの新作。ウォール状の低音トラックに発振音や金属を擦るような音(でも耳に痛くはない)を乗せて展開していく。すごく格好いい。
Label:Freak Animal
肉奴隷×SCUM / MY NATION IS CRAP
Label:Dada Drumming
ミキサーで音が潰れてビートになったノイズの上に咆哮が聞こえるトラック2が最高です。
千川新 / radio wave
Label:self release
短波ラジオの混線のような音と割れたドラムの音で11分間聴かせるめちゃくちゃ格好いいトラック。
https://senkawa-arata.bandcamp.com/album/radio-wave
VA / ANTISOCIAL PERSONALITY DISORDER
Label:Antipatik Records
大晦日にリリースされたインダストリアルノイズのループにボイスを乗せるオールドスクールなパワエレ中心のコンピ。Antipatikはリリースペースがかなりスローになりましたが、質は相変わらず素晴らしいですね。
Freak Animalの常連、CONTORTUSはじめ、TOTENRUNE、CERVICAL SMEAR、PISSOIR ROUGEの4アーティストを収録。
PISSOIR ROUGEのトラック7のカオティックなノイズシンセトラックが最高。
2024年良かった再発
Unbalance Neurose / Industrial Neurose
Label:Nihonsei label
00年代にCD-Rでリリースされていたインダストリアルノイズの傑作の再発。
自分は3年ほど前に新宿NEdSや神保町Vasistasにひっそりと置かれていたものをジャケットに惹かれて購入しUnbalance Neuroseの存在を知りました。CD-Rの寿命から考えて今後出回ることが無くなってしまうかも...と思っていたところ無事ご本人の手で再発されよかったです。
新宿NEdSNEdS / NOISE AVANTや神保町Vasistashttps://x.com/vasistas_recordで販売されているようです。どちらのお店も開店時間が日によって異なるので事前に調べておくとよいと思います。
Skin Crime / Skin Crime
Label:New Forces
90年代、Skin CrimeのPatrick O'Neil とJapanese Torture Comedy HourのScot Hullの2名でのアメリカツアーのために行ったセッションを記録した音源。
SLAVE LABOUR / VOL. I and II
Label:Dada Drumming
ハーシュノイズの良さってこれだよな〜となるアルバム。
サブスクで抜粋版を聴くことができます。
https://dadadrumming.org/products/slave-labour-vol-i-and-ii-4-x-cd-boxset
Kazumoto Endo / WHILE YOU WERE OUT / Brick and Mortar
Label:Skeleton Dust Recordings
公園で遊ぶKazumoto Endoのジャケット写真が有名だけどなかなか手に入らなかったWHILE YOU WERE OUTとBrick and Mortarがテキサスのレコード屋さんSkelton Dustのレーベルから再発されました。
ノイズ以外にも色々なものが出てくるカットアップハーシュです。購入しやすいうちに是非。
https://www.discogs.com/release/31782659-Kazumoto-Endo-While-You-Were-Out
https://www.discogs.com/release/31782707-Kazumoto-Endo-Brick-And-Mortar
2024年にやったノイズ活動
①レイオーディオ擁する早稲田茶箱で会話禁止なジャズ喫茶に倣ったノイズ喫茶イベントを開催したました。楽しかったので今年も6月くらいにやろうと思います。
参照
ノイズ喫茶イベントで流した曲と年間ベスト2024上半期 - 縺溘縺、繧縺倥・縺・mp3
②荒川で∈Y∋氏の指揮で200人でシンバルを演奏するイベントにシンバラーとして参加しました。イベントの搬入搬出も手伝ったのですが、めちゃくちゃアンプのヘッドが重かったです。
Arv100(アーヴ・ワンハンドレッド)荒川放水路通水100周年記念 | 隅田川怒涛2024 | TOPPING EAST
③绘画班という新しいユニットを作り久々にライブをやりました。
鉛筆、カッター、紙やすり、スケッチブックなどの画材にコンタクトマイクを付け、ドローイング制作をする音を拾い、その音をリアルタイムで加工していくライブ・ドローイング・ハーシュノイズユニットです。
2025年はDSM-XXXもアルバム作りをやっていこうと思います。よろしくお願いします。
ノイズ喫茶イベントで流した曲と年間ベスト2024上半期
2024年6月27日に早稲田にある茶箱というクラブでDJではなく、ノイズミュージックを一曲そのまま流す、そして音が鳴っている間は誰も話してはいけないという硬派なジャズ喫茶風なイベントを開催しました。
そこで流した曲リストです。
クラブの音響で聴きたいというのを基準に選曲しました。
後半は2024年の上半期リリースで良かったものを流しました。
表記
アーティスト名 / アルバム名
レーベル名
リリース年
トラック名
Incapacitants / Zashikiwarashi Effect
Label: LJUD&BILD PRODUKTION
Year:2012
Zashikiwarashi Effect 01
Enter Vifs / Heavy Duty
Label: INFLUENCING MACHINE RECORDS
Year:2012(オリジナルは1986年リリース)
Force De Frappe
https://entrevifs.bandcamp.com/album/a-selection-from-heavy-duty
Drug Age / Dyslexic Action
Label:Input Error
Year:2023
Progress People
Lettera 22で有名なイタリアのノイズミュージシャンMatteo CastroとノイズレーベルJoy De VivreのオーナーFrancesco Tignolaのユニット
の再発盤
https://input-error.bandcamp.com/album/dyslexic-action
Gamnad737、Skraw / Untitled
Label: Moontone Records
Year:2018
01 Infested Structures
02 defer
タイ、バンコクのノイズシーンを代表するGAMNAD737とアメリカのSKRAW(詳細不明)のコラボレーションアルバム
https://gamnad737.bandcamp.com/album/untitled
Heat Signature / Altered States of Warfare
Label:Found Remains
Year:2020
Battlefield Hallucinations
Amon Duul III, Penis Geyserなど変な名前のユニットをやっているBrad Griggsと、Being名義でしばしば来日したり、Skelton Dustというレコード店/レーベルを運営するLuke Tandyの2人によるdirect action harsh noiseを標榜したユニット
https://foundremains.bandcamp.com/album/altered-states-of-warfare
Cry Havoc / Cry Havoc
Label: Nitella Kraft
Year:1999
07 Untitled 3:05
北海道の3人組ノイズユニット
Unbalance Neurose / Industrial Neurose
Label:Nihonsei label
Year:2003
1 Industrial Symphony #01 13:39
2 Industrial Symphony #02 9:07
3 Industrial Symphony #03 1:20
大塚保によるノイズ/インダストリアルプロジェクト
名盤。Industrial Recollections等からリイシューして欲しい。
https://youtu.be/n8krxPexGc4?si=zM3af2qTp2vRstRH
Gelsomina / Nostalghia
Label:Cipher Productions
2004年リリースのカセットテープの再発
Nostalghia
フィンランドのハーシュ/パワエレ演奏者
GRUNTとも多く共演している
https://youtu.be/bZiD2-udhjI?si=h0ubma0KI5L8mURX
T.E.F. / Framework (2020)
Label:Dada Drumming
02 3:42
03 3:29
https://youtu.be/fPYX7DSRpv0?si=OVOLw55HxmyzcBRa
T.E.F. / Consequences In Conversation(2010)
Label:Dada Drumming
03 Ⅲ 2:47
06 Ⅵ 3:28
https://youtu.be/nOlEgcS93w0?si=8aU4qt3SZLDJx4Xx
T.E.F. / Symptomatic Harbinger(2003)
Label:Harshnoise
02 3:08
05 3:52
https://youtube.com/playlist?list=PL1bstCDY227gF-jM0Xo5xeosswX6GP-4A&si=Ufxp5QY5ESGThE_v
90年代中ごろから活動しているテキサスのノイズミュージシャン。カットアップハーシュの名手。
ハーシュノイズコレクティブ、Black Leather Jesusにも参加
Scathing / A Capital Beneath The Waves
Label:Oxen
Year:2021
03 Fossil Filth
テキサスのノイズミュージシャン
T.E.F.とのスプリットもかなり良かった
https://youtu.be/IHT1UEHAarw?si=iFJx2BqDPnRT2Wr5
Lacrima / Candy
Label:Opal Tapes
Year:2020
welcome home candy
Kazumoto Endo, T.E.F. Skin Crime, Romanceらを崇拝し、Opal Tapesを主宰しているStephen Bishopのプロジェクト。アルバム毎にタイプの異なるノイズをリリースしている。本作はカットアップハーシュ作品
Bandcampでも購入可能。CD版は1曲多く収録。(ユニオンでたまに見かけます)
https://opaltapes.bandcamp.com/album/candy
DSM-XXX / cure n
Label:bipolar creep organization
cure_N (low frequency therapy mix 07)
Therapeutic Edited Frequency (reconstructed by T.E.F.)
私のやっているインダストリアル ハーシュノイズユニット
Bandcampからダウンロードすると聞ける低音強調版とT.E.F.によるリミックスを掛けました。
地鳴りがして最高でした。
https://dsm-xxx.bandcamp.com/album/cure-n
ここからは2024年上半期リリースで良かったもの特集
Parasite Nurse / Life Is Beautiful
Label:OXEN
Year:2024
Spectrum Dweller
グチッリのようなカットアップハーシュノイズを作るアーティスト。
このアルバムはCDのみでのリリース
Bandcampには他にも良いアルバム上がっています。
https://youtu.be/kuinmnnpNwE?si=Ub_aWXvJTMo-BbyH
Dror Feiler / MAAVAK Music & Noise 1980-2023 Vol.1
Label: IDEAL Recordings
L-WeOvEmArg(2004)
いわゆる現代音楽のオーケストラ、室内楽の作曲、ハーシュノイズの演奏を行う。
2024年、キャリアを総括する10枚組のボックスを2つ同時にリリース
流している曲はBox1の最終ディスクに収録
Box2の方がノイズ作品が多いです。
買えるうちに買っておくのが良いと思います。
https://diskunion.net/avant/ct/detail/1008793308
Pain Appendix / Manuhypnoz
Label:Freak Animal
Year:2024
Steelsonic Ripwork
ニューヨークのノイズ演奏者
https://youtu.be/7B5ZIc-uqw4?si=X9-0jsTYg9W_MGUJ
Label:Freak Animal
Year:2024
02 borders
03 Strength
https://youtu.be/S2i1qrPASxU?si=T2DfvKSNQM-TnasE
Form Hunter / Dread Harvest
Label:New Forces
Year:2024
03 Rabid Fox
New ForcesのオーナーStefan Auneと
ノイズコアバンドをやっているWeston Czerkiesによるユニット
https://newforces.bandcamp.com/album/dread-harvest
JHK / Sugar Mountain
Label:Oxen
Year:2024
01You’re Leaving There
Kihclavok Noskcajによるハーシュノイズ/カットアップハーシュプロジェクト
グラインドコア、ノイズコアもやっていてどれもとても良い。
Kihclavok Noskcaj名義のBandcampで色々聴けます。
https://youtu.be/puXD9L8EL7Q?si=Xvayvw0n8_rSYXW0
Skin Crime / Skin Crime
Label:New Forces
Year:2024(1997リリースのカセットテープ再発)
Untitled 30:39
Skin CrimeのPatrick O'Neil とJapanese Torture Comedy HourのScot Hullの2名でのアメリカツアーのためのセッション音源。
年間ベストアルバム2023(ノイズミュージックのみ)
2023年の良かったノイズミュージック
昨年もよいノイズミュージックがたくさんリリースされました。
これも聞いたほうが良いというアルバムがあったら是非コメントください!
日本からも比較的容易に購入可能なリンクも貼ってあります。
思いついた順に載せています。思い出したら追記していきます。
アルバム名 / アーティスト名
S/T / CuteWhenDead
CuteWhenDead / CuteWhenDead Ⅱ
label:self release
限りなくハーシュノイズに近いノイズグラインド。7曲2:27の1st、ちょっとメタルコアな面も垣間見えるCuteWhenDead Ⅱどちらも最高だった。
Unreleased Material 92-93 / Macronympha
label:advaita records
マクロニンファの発掘音源
発売に漕ぎつけたAdvaita Recordsには感謝してもしきれない
tobira records(Macronympha // Unreleased Material 92-93 TAPE – Tobira Records)ではまだカセットテープで購入可能
Oxen Man's Uneasiness / インキャパシタンツ
label:OXEN
New Agenda / Cov Ops
label:Freak Animal
フィンランドのミュージシャンをメインでリリースしているノイズレーベル、Freak Animalから出た(おそらく)フィンランド以外のノイズユニットCov Opsの 1stアルバム。
これぞまさにインダストリアル・ノイズというようなアルバム。最高。
Hamper / Worth
label:AUSSAAT
AUSSAATからのリリース
Kazuma Kubotaのアンビエント部分が低音のノイズに置き換わったようなタイプのカットアップハーシュノイズ
Voyeur Seeks / SADIO
label:Freak Animal
GruntとSkin Graftによるユニット
初期インダストリアルノイズを彷彿とさせるループトラックの上にフランジャーがかかったボイスが乗るタイプのパワーエレクトロニクス。
Surga rata-rata / 角矢胡桃
label: Gerpfast Record
UNATAMITLE / ∈Y∋
同名の個展でZinと共に販売されたアルバム
採掘作業音、採掘作業歌
HEAVEN / UNCIVILIZED GIRLS MEMORY
label: [...]dotsmark
UNCIVILIZED GIRLS MEMORY - HEAVENculture.dotsmark.com
A Treatise On Ethnography / Brume
label: Ferns recordings
Brume // A Treatise On Ethnography CDtobirarecords.com
エレクトロニクス、自作楽器やフィールドレコーディングした音をコラージュして作曲するBrumeのアルバム。ハーシュではないです。
Like a Mirage or a Dream / Decondition
label:Freak Animal
ゆったりめな重低音ノイズのビートにうめき声のようなボイスがとても良い塩梅で重なり、格好良くもとても心地が良いアルバム。
20 Years And Still L.White / V.A.
label:L.White
00年代ハーシュノイズシーンを牽引したレーベル、L.White20周年を記念した4枚組コンピレーションアルバム。参加者がメジャー/マイナー問わずとても豪華で良い。2000年以降のノイズミュージックの入門編みたいな聴き方もできそう(M.Bとかも入っていますが)。
それぞれのトラックは良いのだけど、もうちょっと聴きたい、ここからだろというトラックもいくつかあってそういう惜しさがあった。
Capturing The Wind, A Japanese Noise Compilation / V.A
label:Dada Drumming
カットアップハーシュからインダストリアル~オルタナロック等をリリースしているDada Drimmingの日本で活動するノイズミュージシャンコンピ。
やはりカットアップハーシュノイズが多い印象。
Kazuma Kubota, Scumのトラックがめちゃくちゃよかった...!!!
THE REMAINS OF WASTED WORLD / V.A
label:CRESTON CLUB
P.O.V., S_B_Bによる新興ノイズレーベル、CRESTON CLUBのコンピレーション
うるさくてとても良いです。
再発もの
Split / T.E.F. & Schating
label:Dada Drumming
私が一番好きなノイズミュージシャンT.E.F.と、近年めちゃくちゃ格好いいカットアップハーシュを出しているSchatingとのスプリットアルバム。
双方10分のトラックがボーナストラックとして新録。この2トラックが最高で、2023年に私が聴いたノイズで一番良かった。
Dada Drimmingはサブスクにもありますが、T.E.F.関連のアルバムはリリースから1か月くらいで消しているようで、フィジカルで買っとくのがおすすめ。
(T.E.F.にリミックスしてもらった私がやっているユニットのアルバムも売ってるのでよかったら聴いたり買ったりしてください。DSM-XXX : cure N [CD [BCO-002]] : ノイズミュージック、実験音楽、現代音楽、サウンドアート、電子音楽、即興、インプロ、フリージャズ、アバンギャルド パララックス・レコード - オンラインショップ (parallaxrecords.jp))
Ramraiding Three Abyss / Gray Wolves, Survival Instinct, Wertham
label:Old Europa Cafe
diskunion.netGray Wolves, Survival Instinct, Werthamのコラボレーショントラックと各々のソロが入った3 way splitアルバム。
3ユニットとも個人的な好みとしては当たり外れが大きいが、本作は数トラック除いて良かった。
Dyslexic Action / Drug Age
label:Input Error Records
Drug Age // Dyslexic Action 2xCDtobirarecords.com
2013年にカセットテープ4本組ボックスとしてリリースされたアルバムの2枚組CD再発盤
発振しているエフェクターに繋いだコンタクトマイクと金属をひたすら叩きつけるタイプのハーシュノイズ。最高。
Mutative Forecast / Perfected Grave Vault
label:OXEN
死体カセットで激推しされてたので購入。
最高でした。まだ買えるみたいなのでぜひ!
ノイズはよいものですね。
良かったノイズミュージックメモ2023年2月、3月
個人用のメモ目的の記事です。
2月
Macronympha - Unreleased Material 92-93
マクロニンファの発掘音源
発売に漕ぎつけたAdvaita Recordsには感謝してもしきれない、年間ベスト級の音源
こだわり抜かれたカセットテープは限定150本なので早めに入手した方がいいと思います。
パララックスとTobiraRecordsにはまだあるようです。
Macronympha // Unreleased Material 92-93 TAPEtobirarecords.com
EXIT ELECTRONICS - Learn The Hard Way (extended edit . )
JK Fleshの別名義の1stアルバム
JK Fleshよりうるさくてとても良いです。
まさに“テクノイズ”というサウンド
3月
Worth - Hamper
AUSSAATからのリリース
Kazuma Kubotaのアンビエント部分が低音のノイズに置き換わったようなタイプのカットアップハーシュノイズ
買ってからほぼ毎日再生しています。
AUSSAATは新宿のNEdSレコードにリクエストを出すと入荷してくれると思います。
Drug Age – Dyslexic Action
2013年にカセットテープ4本組ボックスとしてリリースされたアルバムの2枚組CD再発盤
発振しているエフェクターに繋いだコンタクトマイクと金属をひたすら叩きつけるタイプのハーシュノイズ。最高。
Bandcampページもありますが、試聴用に1トラック上げているだけのようなので気に入った方は早めにフィジカルで買った方がいいと思います。
TobiraRecordsで買えます。
https://en.tobirarecords.com/products/drug-age-dyslexic-action-2xcd
V.A. - 20 Years And Still L.White
00年代ハーシュノイズシーンを牽引したレーベル、L.White20周年を記念した4枚組コンピレーションアルバム。参加者がメジャー/マイナー問わずとても豪華で良い。2000年以降のノイズミュージックの入門編みたいな聴き方もできそう(M.Bとかも入っていますが)。
それぞれのトラックは良いのだけど、もうちょっと聴きたい、ここからだろというトラックもいくつかあってそういう惜しさがあった。
↓ラスト一枚のようなのでお早めに
Massey Fergusson - The Mechanical Testament
EBOLA DISCOとBROWNING MUMMERYによるコラボレーションユニット
EBOLA DISCOの様なインダストリアルノイズを期待して買いましたがダークアンビエントよりのインダストリアルでした。スタジオに入ってやったセッションの記録音源っぽさを感じてしまい、内容は良いんだけどもっと良くできたのでは...と思ってしまう
https://diskunion.net/avant/ct/detail/1008610987
旧譜
Spleencoffin Presents: Ladys In Noyz
ボルチモアのエクスペリメンタルミュージックレーベルSpleencoffinのCD3枚組のコンピレーションアルバム。2008年リリース。
インディーロック、New Wave〜ハーシュノイズの女性アーティスト、メンバーに女性がいるバンドを収録
OxenのLeah Peahのトラックが白眉
Lacrima - Candy
Opal Tapesからのリリース。複数のディスクユニオンで未開封中古として出ていてデザインから気になって購入したアルバム。
自動車のスクラップ工場をひっくり返したようなカットアップハーシュノイズでした。
最高~
良かったノイズミュージックメモ2023年1月
自分用のメモがてらの記事です。
DAS LEBACHER ORGELWERK - WEIHNACHTSORATORIUM (LWV 156)/Daniel Löwenbrück, Fabian Löwenbrück
label:KRIMS KRAM
2006年に教会で行われたオルガンコンサートの録音。ドローン演奏もあるが、インダストリアルノイズで使われるような工具のモーター的な音もオルガンで出している。
オルガンのドローンミュージックといえばKali MaloneやFUJI|||||||||||TAなどがパッと思いつくが両者とは全然違ったアプローチ、むしろこちらの方が正統派なところがある分面白みがあるかも。
日本のお店ではディスクユニオンで取り扱いがあるようです。
Oxen Man's Uneasiness / インキャパシタンツ
label:OXEN
2022年のスタジオ録音アルバム。1トラック15分前後で4トラック収録。
各トラック微妙にアプローチが異なっていて聴きやすい。そして(自分が知っている限りの)今までのインキャパシタンツのサウンドとはちょっと趣が異なるアルバム。
インキャパシタンツなのでラップトップは使っていないと思うけど、音はタイムストレッチで引き伸ばしたようなDTMを使った感じの音がするトラックもあり、好き嫌いは分かれそう(私は好き)。
青いジャケットもHarshnoiseレーベルを彷彿とさせてとても良いですね。
レーベルのオンラインショップではすでに売り切れ。
今のところ日本では新宿のNEdSレコードにしか入荷していない様子。
再発関連だとIndustrial RecollectionsのBlack Leather JesusとGruntがとてもよかった。
年間ベストアルバム2022(ノイズミュージック中心)
2022 良かったノイズ(思いついた順)
各アルバム試聴や購入できるリンクが貼ってあります。
アルバムタイトル / アーティスト名 /レーベル名
①Split / Scathing, Parasite Nurse / hostile 1 tapes
テキサスのカットアップハーシュノイズScathingとニューヨークで数年前から活動を始めたParasite Nurseのスプリット
Scathingが素晴らしいのは言わずもがな、Parasite Nurseのトラックが高周波音がきつかった時代のwhitehouseのような音作りで白目むきそうになった。最高。
Parasite Nurseは他のリリースではアンビエント/ドローントラックも作っているのでぜひ聴いてみてください。bandcampで聴けます。
②Necessary Downfall / scum, Unsustainable Social Condition
今や日本のカットアップハーシュノイズを代表するアーティストの1人になったscumとロサンゼルスのノイズレーベルOXENを運営するUnsustainable Social Conditionのスプリットアルバム
scumの一曲目Radio Free Asiaがもう最高なので全員聴いて欲しい。2022年12月の段階でCDのみのリリース。
③It Came From the Shore / INLET TERROR / mechanical presence records
New Grasping MachinaのLuk Henderiksを中心にしたノイズコレクティブINLET TERRORのハーシュノイズセッションを元にしたアルバム。最高。
メタルジャンクっぽい音にもなったりエレクトロニクス系のハーシュになったり、ボイスも入ったり、展開あるハーシュノイズでとても格好いいと思います。
mechanicalpresencerecords.bandcamp.com
④PURE VOLTAGE / Dave Skipper / self release
東京在住のモジュラーシンセを使ったノイズミュージシャンのライブ音源集。残念ながらまだ生で聴いたことがなく、早くイベント等いけるようになりたい。
⑤Club Catharsis / Kovana / Freak Animal
明確にVoとビートが入っているタイプのノイズ。ベラルーシのAmbassador21よりノイズ寄り。
⑥The Final Decisive Moment / KNURL / OXEN
金属が擦れる音を多用していて不快感が凄いメタルジャンクトラックと清く正しいハーシュノイズトラックで構成されるアルバム。
2022年のOXENのリリースはどれも良かった。
⑦Scathing / Scathing / Self release
2019年リリースのカセットテープの再発
scathingidiopathic.bandcamp.com
⑧ From The Body To The Door / Dressing / OXEN
音圧過入力で潰れた軋んだ機械音のループ、変調で構成された渋いノイズミュージック。メタルジャンク系とは少々異なる趣きがいい塩梅でした。
⑨Hehku / GRUNT / Institute Of Paraphilia Studies
「気持ち悪い」タイプのハンドメイドジャケット作品
改めて聴くと、荒涼感がものすごく押し寄せてきてめっちゃ泣けるアルバムでした。
ノイズミュージックの良さってこれなんだろうな。diskunion.net
⑩SONEmgzn / V.A / […]dotsmark
ウェブジンSONEmgznの発刊記念ビデオコンテンツ。
Wolf Creek、BLACKPHONE666 | 黒電話666、scumの4アーティストのライブ動画
今の日本の東京のライブハウス/クラブで活動しているノイズミュージシャンを知りたい方は必見。ノイズミュージックの格好良さがよくわかるコンテンツだと思います。
⑪JUKE/19の再発
大竹伸朗がやっていたユニットのレコード再発
レコード用のマスタリング、ジャケットにもきちんとこだわって再発してくれた円盤&湯浅学氏、本当に感謝。
⑫Unio Solidarium / V.A / Old Captain
ジャケットが表す通りのアルバム
ポストインダストリアル、ネオフォーク、ダークアンビエント、パワエレ、ハーシュノイズ様々なAnti-Zノイズミュージシャンのコンピレーション。ウクライナからフィジカルが届いた時はブチ上がりました。
⑬cure N / DSM-XXX / Bipolar Creep Organization

自分がやってるノイズユニット・DSM-XXXの2ndアルバム
営業禁止下でのクラブでの録音。全編低音で割れてるタイプのハーシュノイズ。今作も実際に割ったAnti-CDと再生できるCDの2枚組。
1stアルバムはノイズミュージックの下位ジャンルを色々やってみましたが今作はハーシュノイズのみです。
Izumi Gould、T.E.F、GAMNNAD737、虹釜太郎、Wolf Creekのリミックスも収録。
同封されているbandcampのダウンロードコードを使うと別のミックスも聴けるようになっています。
DSM-XXX - cure N(CD+AntiCD w/DLcode)culture.dotsmark.com
⑭若い契り/ V.A. / CRESTON CLUB
日本在住の若手ノイズミュージシャンのコンピレーションアルバム。DSM-XXXは今までリリースした音源をカットアップハーシュノイズにしたリコンストラクトしたトラックで参加しました。
元々ファンだったP.O.V.氏や角矢胡桃氏と同じコンピに収録されて嬉しかった
https://crestonclub.bandcamp.com/album/-
⑮Haptic / Ladder of Shadows / 901 Editions
極上のアンビエントドローン。アートワーク含めて全てがいい。901 Editionsのリリースはどれも良いのでおすすめです。
Ladder of Shadows | Haptic | 901 Editions
2022良かったノイズ以外のリリース
Bakudi Scream
•Spaghetti Monomyth / Spaghetti Human Being
spaghettihumanbeing.bandcamp.com
・セキグチサトルがリリースした4枚のアルバム
3/ 麓健一
追記すると思います。